Goの開発環境をIntelliJ IDEAからVisual Studio Codeに移行した

Gopherのみなさま、梅雨の季節いかがお過ごしでしょうか。

昨年春にこんな記事を投下したわたくしですが、この度Goの開発環境をIntellij IDEAからVisual Studio Codeに移行したことをお知らせ致します。

IntelliJ IDEAでGoLangの環境構築 2015春 - tehepero note(・ω<)

動機

  • go-lang-idea-plugin の開発は続いているが、たまに出る意味不明なコンパイルエラー(コマンドラインからgo buildであれば通る)とか、補完のバグに消耗し疲れた。
  • 重い。対象リポジトリのvendor以下はインデクシングしないよう設定しているが、そもそも**GOPATH**に入れているライブラリもどんどん増えていく傾向にあるのに加え、Microservices化で複数のGoのリポジトリを扱っているためストレスが臨界点を超えた。
  • 最近RustをVSCodeで書き始めたので、Goも環境を揃えたかった。

Visual Studio CodeでGo開発

そこでVisual Studio Codeです。環境構築については改めて書くつもりはないので、クラスメソッドさんの有名な記事をご覧ください。

Visual Studio CodeによるGo言語のデバッグ | Developers.IO

Goをインストールして、VSCodeをインストールして、Goの拡張機能をインストールすれば準備完了です。

vendor

Go1.5からサポートされているvendoringですが、Go Importの補完で表示はされますが少し注意が必要です。例えば go importの補完でaws-sdk-goで入力してみると、対象のプロジェクトのvendorの中にあるものも候補としてあがりますが、GOPATHに別途go getしてきて存在しているaws-sdk-goだったり、GOPATHにある他のリポジトリのvendor内にあるaws-sdk-goもヒットします。なので補完入力時は少し注意が必要ですね。ミスを減らすには定期的にGOPATH内の掃除も必要な気がします。

軽い

まだそんなにVSCodeに慣れてるわけではないですが、やはり軽いです。不慣れな分も、この軽さで相殺できるレベルかなと感じてます。以前試したときは補完がまだ怪しかったりしたんですが、Delve使えばデバッグもできるし、このレベルであれば十分開発に使えるのではないでしょうか。

(・∀・)イイネ!!