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個人的な老害エンジニア行動指針を策定した

自分は今33歳なので、Webの世界においては完全に老害と言われてもおかしくない世代にさしかかっています。自分は老害には決してならないと強い意思を持っていたとしても、どうやら脳科学的には避けられないものだと聞いたことがあります。

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というわけで、意思よりも明文化すべきだろうということで個人的にではありますが、老害エンジニアとしての行動指針を策定致しました。

若くないことを肯定し、世代の違いを認識する

親の世代に比べると例えば今の30代は過去の30代よりも若いし、40代は過去の40代よりも若い人が多くなったというイメージがあります。自分が子供の頃の30overって完全にオッサンオバハンのイメージでしたが、少なくとも見た目の面では変わってきている潮流にあるのでしょう。老化のスピードは緩まっているのではないかということですね。ジョジョでお馴染みの荒木飛呂彦先生は50代だそうですが、あのような50代の出現も今後は増えてくるのでしょう。

さて、ここで勘違いしてはいけないことは見た目や体力的には若々しくても、確実に年輪を重ねているということです。

これまで生きてきた時代を変えることはできません。自分より若い世代のやり方や考え方が違っても仕方なし。むしろ、自分にとっては違うやり方から何を得られるかを考えていきたいものです。

やり方が違っても、プロジェクトで開発していると最終的な目的は基本的に同じなので、世代間での最大公約数を得るために色々な人と世代のやり方を把握しようといったとこでしょうか。

どうでも良い固定観念を押し付けない

エンジニアであればPull Requestのレビュー等で表面化する問題だったりします。自分は今までこうやってきたからとか、ひどい場合は気に食わないからという観点でレビューしちゃう人もいるという話も聞きます。本質とはかけ離れた部分で消耗することになるので、レビューで固定観念を押し付けるのはご法度としていきたいです。

レビューすべきなのはバグはもちろん、仕様的な矛盾であったりパフォーマンスに影響するようなところであるべきでしょう。そして思想的な話であれば、プルリクレビュー以前で議論すべきなのです。

過去の実績を忘れ、変化を受け入れよう

アプリケーションの作り方や設計もどんどん変わってきていますが、従来のやり方でもある程度はビジネス的欲求を満たすことはできるでしょう。

過去の実績による手法は確かに手堅いですが、もっと良い手法はどんどん生まれてきますし、自分たちで生み出すことも出来ます。また、新しいことに挑戦して変化に寛容であり続けないと、いざドラスティックな変化が起きたときにあっという間に脱落してしまうのではないかと思うのです。

居心地の良い場所にいることに危機感を

決して同じ会社に長いこと勤めるもんじゃないということを言いたいわけでは無いです。これは会社でもプロジェクトでもコミュニティでも言えることで、居心地のよい所に長くいると自分を追い込みにくくなるということがあるかと思います。

極論、環境を変えるのが一番変化があるわけですが、そうでなくても変化を生み出すことは簡単です。例えば勉強会やカンファレンスで喋るにしても、知ってる人が多いところに行くよりも、今まで自分が顔を出していなかった領域に飛び込んで行くほうが緊張感も増しますし、内容も洗練されるというものです。

最近はAWSとかDocker界隈でチョロチョロしていた自分ですが、そろそろこなれてきてしまったし別の領域に飛び出していこうかと思ってます。最近海外発の某開発支援系サービスの方が来社されてたりして英語力を問われるシーンも増えてきたので、海外に目を向けていくのもいいかもしれません。

人によって成長曲線は違う

弊社に限って言えばここ2年くらいの新卒は本当に即戦力ばっかりで驚かされ、素晴らしいことですが彼らの目覚ましい成長や活躍を目の当たりにして自分を見失ってはいけません。生まれた時代も生きた時代も違うので、人それぞれ成長曲線がぜんぜん違うのは当たり前です。これは老害だろうが若者だろうが意識においておいた方がよいことかなと思います。

周りを見るよりというよりも、自分が活躍できて成長できる分野を早く見つけましょうということですね。

体力を保とう

いざやりたいことを思いついてそれをやりたいと思った時、体力が十分でなければスタートラインに立つことすらできません。

体力馬鹿になれと言うのではありません。体力馬鹿は根性論や精神論によるワークスタイルを誘発するものだと考えているので、昨今・そしてこれからのワークスタイルとは相反するものです。

とはいえ、良い仕事は十分な体力と気力からと考えているので、良く寝て良く遊んで良く学んでの自分なりのサイクルを確立して、健康的な生活を送って何かチャンスが起きたときに機会損失をしないようにしたいものです。

よい老Guyライフを

老害であることを認識するということはとても重要なことです。老害であることを認識すれば、老Guyへの道が拓けると思って精進したいと思ったエモいエントリなのでした。